アクト設立から10年目を迎え

アクトのミッションである「生涯学習をとおして、市民が出会い、学び、活動経験を共有する機会を提供するとともに、市民が学びながら市民相互の交流と協力を促進するためのさまざまな支援を行い、豊かなまちづくりに寄与する」ことをいつも念頭に置き、活動を進めてまいりました。
上記を進めるにあたり、「横浜市社会教育コーナー」(以下コーナー)の指定管理者として、今年度はⅡ期目(10年)が終了の年となります。市民の活動の拠点としての役割を果たしながら、業務を通して出会い・つながり・共にアクションを起こしていく仲間がひろがる手ごたえを感じてきました。
今後も横浜の生涯学習を広く進めていく事を視野に入れながらアクト事業を展開していきます。

1 平成26年度事業報告

1)事業目標
生涯学習やまちづくりを支える担い手の育成を柱に、また学習や活動の環境を整備するにあたり、多くの市民とつながることを大切にしてきました。 そうした中から様々な情報を収集整理し活動支援へつなげました。
①学校教育との連携 ②社会教育との連携 ③団体・機関・施設等との連携 ④委員・講師として
以上を掲げ、各事業を推進しました。
Ⅰ 生涯学習・社会教育を支えるボランティアの支援事業
イ)学校教育との連携に関して、
横浜学校・地域コーディネーター連絡会・Yokohama学校地域コーディネーターフォーラムの実施。
ロ)社会教育との連携に関して、
社会教育指導員自主研修会を実施
ハ)おはなしの国、おはなし会ボランティア養成講座・公開講座、学習ルームパレットボランティア入門講座、家庭教育学級ぱんぷきんの開催など

Ⅱ 子どもの健全育成に関する事業
イ)親子の広場、夏の水遊び、ベビーマッサージ、おはなし会、学習ルームパレットの実施。

Ⅲ 行政・企業・市民の協働に関する事業
イ)Yokohama学校地域コーディネーターフォーラムの実施、サンタプロジェクト、磯子区地域活動フォーラムへの参画。

Ⅳ 社会教育に関する活動を主たる目的とする施設の管理運営事業
イ)横浜市社会教育コーナーの管理運営
①施設管理
・建物は40数年を経、老朽化は否めないが定期的な清掃、計画的な修繕等で対応。今まで悩まされてきた「蚊」の発生を抑えることにも成功。
②運営
・利用団体の予約コマ数を「3コマ」から「5コマ」へ、また空き部屋の1週間前対応も定着し、結果利用者数と利用率が増えた。
・安全安心、公平な対応を心掛け窓口業務を行った。また緊急時の避難訓練とAED講習会を実施。広域避難場所まで実際に歩き、その時に慌てない様体験を積んだ。

Ⅴ 講師・委員として
内容(依頼先)
【講師】
市民活動・生涯学習支援センター職員新任研修(市教育委員会事務局生涯学習文化財課)
横浜シニア大学「生涯学習のすすめ」((財)横浜市老人クラブ連合会)
まちづくり学科(江戸川総合人生大学)
横須賀市生涯学習センター職員研修((公財)横須賀市生涯学習財団)
協働研修「実践編」(市民局地域活動推進課)
自治会・町内会活動の担い手研修 (泉区役所地域振興課)
【委員】
戸塚区区民企画運営講座事業検討会(戸塚区地域振興課)
磯子区事業評価委員会(磯子区区政推進課)
磯子区区民文化センター指定管理者選定委員会(磯子区地域振興課)
磯子区公会堂指定管理者選定委員会(磯子区地域振興課)
旭区きらっとあさひ地域支援補助金検討会(旭区区政推進課・福祉保健課)
保土ケ谷区地域・まちづくり活動支援会議 (保土ケ谷区地域振興課)
いそご区民活動支援センター「地域ボランティア講師」名称選定委員会(磯子区役所地域振興課)