横浜市民アクト 事業の展開状況

アクトのミッションである「生涯学習をとおして、市民が出会い、学び、活動経験を共有する機会を提供するとともに、市民が学びながら市民相互の交流と協力を促進するためのさまざまな支援を行い、豊かなまちづくりに寄与する」ことをいつも念頭に置き、活動を進めてまいりました。
29年度は、「横浜市社会教育コーナー」「ほどがや市民活動センターアワーズ」の管理運営が2年目となり、職員一同互いに協力し合いながら、仕事を進めてきました。
併せて行政、機関等からの依頼により、講師・委員を務めてきました。
【講師】
・市民活動・生涯学習支援センター職員新任研修(市教育委員会事務局生涯学習文化財課・市民局市民活動支援課)
・新任社会教育主事補・社会教育指導員基礎研修(市教育委員会事務局生涯学習文化財課)
・新任社会教育主事補・社会教育指導員フォローアップ研修(市教育委員会事務局生涯学習文化財課)
・市民活動・生涯学習支援センター職員新任者フォローアップ研修(市教育委員会事務局生涯学習文化財課・市民局市民活動支援課)
・生涯学習関係職員フォローアップ研修(5区)(市教育委員会事務局生涯学習文化財課)
・よこはま夢ファンド組織基盤強化助成ファシリテーター(市民局市民活動支援課)
・旭区市民活動支援センター職員研修(旭区地域振興課)
・旭区区民利用施設職員研修(旭区地域振興課)
【委員】
・磯子区事業評価委員会(磯子区区政推進課)
・磯子図書館利用者懇談会(磯子図書館)
・磯子区区レベル地域ケア会議(磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課)
・横浜市読書活動推進ネットワークフォーラム(市教育委員会事務局生涯学習文化財課)
・とつか区民の夢プロジェクト補助金検討会(戸塚区地域振興課)
・花と器のハーモニー実行委員会 (公益財団法人横浜市緑の協会)
・保土ケ谷区地域・まちづくり活動支援会議 (保土ケ谷区地域振興課)
・保土ケ谷ほっとなまちづくり推進会議 (保土ケ谷区福祉保健課)
・きらっとあさひ地域支援補助金検討会 (旭区区政推進課)
・保土ケ谷子育て支援連絡会 (保土ケ谷福祉保健センター子ども家庭支援課)
・保土ケ谷区読書活動推進会 (保土ケ谷区地域振興課)
・地域力サミット(アワーズセンター長として) (保土ケ谷区区政推進課)

社会教育コーナー 平成29年度事業報告

1 学びあいと出会いの為の社会教育プログラムを企画運営する事業
学校・地域コーディネーター養成講座を受託し、6月から2月まで実施した。

2 生涯学習を支えるボランティアを支援する事業
(1)学校教育との連携に関して
横浜学校・地域コーディネーター連絡会、Yokohama学校地域コーディネーターフォーラム、学校・地域コーディネーターフォローアップ講座を実施した。
(2)社会教育との連携に関して
おはなし会ボランティア養成講座・講演会、紙芝居講座、横浜の民話交流会、ブックトーク講座、家庭教育学級パンプキンを実施した。また、新しく母親の学習支援のための保育ボランティア養成講座を実施して、7人のボランティアで「保育ボランティアダリア」を結成した。

3 子どもの健全育成に関する事業
親子の広場、はじめてのみずあそび、おはなし会、学習ルームパレットを実施した。

4 行政・企業・市民の協働に関する事業
Yokohama学校地域コーディネーターフォーラム、盆栽カフェの実施、サンタプロジェクト・磯子区NPO連絡会・横浜山手芸術祭に参画。4月に実施した「おまつりだ!」は多くの団体や機関、NPOの協力のもと実施した。

5 社会教育に関する活動を主たる目的とする施設の管理運営事業
横浜市社会教育コーナーの管理運営
(1)施設管理
建物は40数年を経、上水道管の老朽化等の改修のため「衛生配管修繕」として、上水道管取替、下水管清掃、ガス管の改修等を8月から10月の3か月間行い、それに伴い休館した。
(2)運営
・上記休館により、前年度より13.000人ほど利用者は減少した。併せて利用率も下がった。
・安全安心、公平な対応を心掛け窓口業務を行った。職員はローテーション勤務なので、情報を共有することに務めた。緊急時の対応は、対応マニュアルを作成し、職員への周知を図った。
・今年に入って、利用者の怪我・病気などにより救急車を呼ぶことが増えた。落ち着いて対応できるよう、訓練を重ね、併せて事務所の壁に緊急対応時に必要な応酬内容を貼りだした。

以上の活動は、以下の事業目標のもと、進めました。

1 生涯学習・社会教育に関する情報の受発信並びに相談コーディネートの充実を図る
(1)ホームページの管理・運営やメルマガ発信を通してコーナーの情報はもちろんのとこ、横浜市内を中心に、機関・施設・団体の各種情報を集約・発信し、横浜の学習活動をより活発にした。
(2)コーナー利用の団体の高齢化等で会員減少対策として、サークル情報誌を発行し、「何かをしたい、グループを探している」人達の一助とした。また、館内掲示や外の掲示板の有効活用も図り、年間68件の相談があった。
(3)普段から市民の方から様々な相談があるが、27年度から市内を4方向に分け担当職委員を決め、支援センター職員や地域振興課に生涯学習文化財課と訪問し、後方支援に務めた結果各区の現状や課題が見え、それを解決するため、教委と一緒に生涯学習関係職員フォローアップ研修を5区で実施した。

2 学校教育・社会教育の人材育成の強化と支援の充実を図る
(1)学校教育の人材育成の支援として、受託事業の「学校・地域コーディネーター養成講座」と養成講座OBと一緒に「YOKOHAMA学校地域コーディネーター・フォーラム」「学校地域コーディネーターフォローアップ講座」を開催し、好評であった。
(2)社会教育の人材育成の支援として、家庭教育学級ぱんぷきんを開催し、併せて保育ボランティア養成講座を開催し、事後グループとして「保育ボランティアダリア」ができ、コーナーの保育付き事業の一助となっている。

3 横浜の読書活動を推進する
(1)子どもの読書活動推進として、読書活動推進プロジェクトと共催し「おはなし会ボランティア養成講座・講演会」「紙芝居講座」を実施。
(2)お話し会や読み聞かせをしている人向けに「ブックトーク講座」「おはなし会ボランティアあれこれセミナー」「横浜の民話交流会」を開催。
(3)子ども達が本に親しむきっかけとして、また、おはなし会ボランティア養成講座修了生の実践の場として毎月「おはなし会」を開催。大人向け「BOOKカフェ大人の図書館」も開催する。

ほどがや市民活動センター(アワーズ)平成29年度事業報告

管理運営が2年目を迎え今年度も以下の事業目標を掲げ事業を展開した。
昨年度からアワーズが活動者をはじめ市民により身近な拠点となるよう区内の集まりや施設等に職員が出向くなどし、顔と名前を伝えてきた。自主事業に町内会・自治会からの参加もあり、少しずつ知ってもらう機会とした。

<事業目標>
活動団体(個人)が公益的な活動の担い手として自立度を高め、自ら課題解決に取り組む環境を整える。
1 市民公益活動・生涯学習に関して情報の受発信、相談・コーディネートを充実させる。
2 市民公益活動・生涯学習に関してネットワークを進める。
3 区民利用施設との連携による活動支援ならびに施設どうしの連携を進める

1 学びあいと出会いのための社会教育プログラムを企画運営する事業
(1)はぐくみ塾&区民企画型講座(区役所協働事業)
【目的】地域活動をしている人、始めたい人を対象に仲間を見つけて、一緒にグループ運営の手法や講座企画に役立つノウハウを身に着ける全6回の連続講座。
【内容】受講後は出会った仲間と共に複数回の講座を企画、会場の手続きや講師との交渉、参加者募集などの運営の実体験を積んで力をつけ、地域での主体的な活動へつなげる。(9講座開催)
アワーズは学習支援者として講座に参加。参加者と顔を合わせながら名前を覚え、グループ運営や企画部分でアドバイス的な役割を担う。

(2)地域デビュー講座6回(区役所協働事業)
【目的】区の歴史や文化、自然などの身近な視点から地域の魅力や地域活動を知ることで地域に関心を持ち、地域活動を始めるきっかけを提供する。
【内容】今回は「まち歩き」の要素に「サポーターである活動団体との積極的な交流」や「区民利用施設を知る」要素を組み入れた。結果「自分の知らなかった保土谷を発見した」という声やサポーターや参加者同士の交流が進み少人数だが「自分も何か始めたい」「活動に参加してみたい」などの声もあった。
また参加者全員が共有できるアナログな成果物(保土ケ谷区の白地図に各自が紹介したい情報を貼る)や連れていきたい人をイメージし行程を考えた「○○を連れていきたいるるぶ保土ケ谷」を作成することで講座修了生だけでなくアワーズ利用者へのアピールも行うことができ、足を止める来館者も複数見られた。

(3)利用者交流会&しゃべろうかい3回(協働運営会議共催事業)
【目的】団体同士の情報交換と交流を目的に実施。既に顔見知りの人たちのつながりを太くしていけるように進めていく。
【内容】今年度は年間テーマを「健康」とし、生活に身近な食・水、毎日続けられる軽運動などを取り上げ見学会や講演・実技を行い参加者からは好評であった。

(4)交流促進事業「サロンカフェ」14回
【目的】ふらっと立ち寄って気軽に参加できる体験型事業、新たなコミュニティの構築や担い手発掘
を目指す。
【内容】応援隊登録の2団体に声掛けし、一緒に運営を行う。
・アクリルたわしづくり・・・アミアミクラブ保土ケ谷
・植物クラフトづくり・・・・グルーンボックス

(5)ほどがやサンタプロジェクト
【目的】まちづくりに関心がある企業・NPO・学生などが連携し、共に動くことで地域を活性化し、併せて誰もが気軽に社会貢献活動やボランティア活動に参加できる仕組みをつくる。
【内容】「サンタになってほどがやの街に笑顔をプレゼント」を合言葉にお掃除サンタとお手伝いサンタを実施。当日に向け4月より実行委員会方式で企画・運営を区内の団体と学生たちが担った。

(6)街の学習応援隊PR事業
【目的】区内の生涯学習を活発にすることを目的に区民利用施設やアワーズを会場にPR事業を展開
イ)作品展@区民ギャラリー(区役所1階)
夏の子ども向けちょっと体験講座参加団体を中心に実施11団体参加し、多くの問い合わせから活動につながった。
ロ)夏の子ども向けちょっと体験講座(全11講座)
【会場】アワーズ
【内容】区内の小学校全校(全クラス)にポスター掲示を依頼したことで初めてアワーズを訪れる参加者もいて、応援隊の活動を含め知らせる機会となった。
夏休み時期ということで宿題につながる工作のプログラムに多くの参加があり、今後の参考となった。
ハ)ちょっと体験講座(全12講座)
【会場】初音が丘地区センター・峯小学校コミュニティハウス・権太坂コミュニティハウス・上菅田地域ケアプラザ・岩崎地域ケアプラザ・かながわアートホール・アワーズ
【内容】各施設には会場としての依頼だけでなく、施設主催の事業にもつながる可能性と応援隊の説明などを行い実施に至る。会場となった施設の一部では自身で広報を実施、参加者増につながる結果となった。

(7)ほどがや生涯学習フォーラム(まなぶん祭り)(まなぶん祭り実行委員会&区役所共催事業)
【目的】区内を拠点に活動している団体の交流の場に参加して活動の状況を把握し、顔の見える関係を構築。業務に生かしていく。
【内容】生涯学習フォーラム実行委員会との共催事業。実行委員と共に事業の企画・運営を担い、アワーズホームページへの活動内容の掲載等事務も担う。
・平成29年11月11日(土)・12日(日)10:00~15:00
・参加者数:1,000人

(8)地域まちづくりプロジェクト「ほどがや楽考」6回(区役所協働事業)
【目的】保土ケ谷区内の地域づくりを支える人々を育てる場として、地域づくりに想いを持つ人々を知る、地域環境を知る、地域活動の進め方を知る、を目的に区民と区職員が共に学ぶ場として実施。
【内容】保土ケ谷の成り立ちの講義や活動している団体の事例の紹介、フィールドワークを交えて多目的に住んでいるまちを知る機会とし、最後は参加者各人が今後の活動提案を発表、アワーズとして企画・運営に参加した。講座の中でアワーズの紹介やーワークに参加して、参加者の顔と名前を覚える関係もできた。

2 生涯学習を支えるボランティアを支援する事業

(1)街の学習応援隊交流・研修事業 ~つながるサロンミーティング~
【目的】登録者同士の交流や情報交換を目的に相互理解を進める。また応援隊としての役割やボランティアでの活動の意義などを理解する機会とする。
【内容】応援隊どうし、または応援隊と区民利用施設職員や地域サロンなどの実施団体とも顔の見える関係をつくることで、応援隊自身が地域を盛り上げていく「つながりのタネ」に気づくことを主眼に実施。応援隊どうしがつながって活動している事例の報告を行い、自身が気づいたことや活動の広がりなどについて伝えてもらった。後半はグループに分かれ「つながるヒント」について話し合い、最後はボランティアとしての活動の意義やポイントについても伝えた。

(2)地域と学校の連携
【目的】区内で活動している学校・地域コーディネーターの出会いの機会を設け、連携を進めていく。
【内容】自己紹介、学校での活動の現状や体験談など参加者全員が発言、和やかな雰囲気で行われた。
・保土ケ谷区学校支援連携担当職員と市教育委員会学校支援地域連携課担当係長も同席し、コーディネーターの率直な意見と併せ両氏との意見交換も行われた。

(3)パソコン相談会(パソコンよこはま宿共催事業)
【目的】パソコン相談会等を通して地域の活動を支えていく。
【内容】毎週金曜日パソコン相談会の無料実施。
・参加者数:433人(アワーズのみの参加者数)
・パソコン、スマホなどのSNSの利用方法や機械のトラブル(故障原因など)について対応。
・活動が永く続いていること、また区内5地区の公共施設等での定期開催は区民にとって安心 した相談どころとして定着している。
・区民向け相談対応だけでなく、アワーズ事務所にとっても、インターネットなどのトラブルに関しての相談も対応してくれるなど、大変頼もしい団体である。

3 まちづくりを担う人材の研修事業

(1)活動団体フォローアップ講座「ミのある会議のすすめかた」3回
【目的】活動団体(町内会・自治会含む)の運営に関する課題解決へつながる内容を実施することで体
力を高める。
【内容】アンケートから「ホワイトボードへの板書など「見える化」の重要性に気づいた」「アイデアの膨らませ方やふせんの使い方など多くのことを学べた」と参加者には好評だった。
当初全3回を予定したが、講師急病のため止む無く2回となり、内容を急ぎ足で行う結果となった。参加者にテーマに関しての想いに開きがあり、今後は回数や内容、実施時期などの再検討が急務であると感じた。もっと気軽に参加できるものを検討する。

(2)区民の学びを支援する地域デザインセミナー5回(区役所協働事業)
【目的】区内各施設が地域活動拠点としての意識を高め、活動支援をより充実させることを目的に、施設職員と区役所職員が共に学ぶ機会を通して顔の見える関係を築く。
【内容】普段顔を合わせる機会が少ない区役所職員や施設職員との出会いがあり、連携事業の展開が期待できそう。またワークを通して参加者個人のキャラクターが分かり、今後の連携時にも生かしていきたい。
アワーズの役割や機能を伝える機会となり、また逆に参加者が働く職場や地域についても知ることができた。これらはアワーズ職員全員が参加したことで、それぞれの気づきやキャッチした情報を共有して事業に生かすことが可能。

4 行政・企業・市民の協働に関する事業

(1)ほどがや人・まち・文化振興会「朝市部会」
【目的】区内の様々な分野の団体・企業・個人との連携を進め、アワーズの業務に生かしながら保土ケ谷のまちの活性化を図る。
【内容】「朝市街道部会」に参加、地産地消をテーマに野菜の生産農家と消費者をつなぐ仕組みを区役所区政推進課と共に創ってきた。
・毎週火曜日午前中、区内農家の野菜の販売所10か所設置。
・地元野菜を取り入れた「ほどがや弁当」の開発を弁当業者にも加わってもらい、販売は区民祭などのイベント時と毎月実施の「ごうどいち」、普段は注文を受けて届けるスタイルで行っている。いずれも売り上げから収入があり、事務経費や振興会の事業に役立てている。
・近隣区の野菜の直販所の視察や区内レストランなど食材を扱う店の開拓を進め、上星川の「満天の湯」レストランとつながり保土谷野菜がメニューに取り上げられている。

(2)横浜サンタプロジェクト
【目的】「横浜のまちに笑顔を届ける」をコンセプトに実施。実行委員会に参加し企画・運営を担う。企業・NPO・学生と出会い、事業連携を進めるきっかけとする。また今年度から始めた「ほどがやサンタPJ」の強力な協力団体として、様々なノウハウを受け継いでいる。
【内容】
・訪問サンタ:児童養護施設や障害児施設など5か所
・清掃サンタ:パシフィコ横浜から各方面にチームを組みゴミを拾いながら街をきれいにする
・広場サンタ:子ども達もサンタになってステージで発表、各ブースで工作やゲームを楽しむ
実行委員会は市内の企業・NPOなど13団体が参加、当日参加サンタは550人となり、一般参加者を加えると1,000人を超える人数となった。

5 生涯学習とまちづくりに関する調査研究、情報収集及び情報提供

現代、情報はITやメディアなど収集できるツールは多いが、生きた情報は人が持っている。昨年度から区内を4方面に分け、活動現場や区民利用施設に職員が訪問。今年度は事業に絡めての訪問が多かったが、其々訪問の目的が明確であり、今まで以上に顔の見える関係をつくりながら情報を収集、相談対応や事業等にも生かしてきた。
(1)相談・コーディネート
【目的】収集した情報を基に対応。まずは信頼関係を構築することから始める。
相談件数:973件
対応件数:1,141件
【内容】対応件数は前年比81%の減であるが、昨年度「イベントや講座情報の取り方」「事業の方向性やプログラムの立て方」「グループ運営について」などを丁寧に対応した成果だと考える。
活動のための制度の項目の数字が増えている。「活動資金」などについて相談があり、会費と併せ助成金・補助金やNPOの支援などお伝えすることが増えてきている。

(2)アワーズホームページの管理
より見やすい伝わる画面を目指してトップページの表記方法など検討し、改造を進めた。
【内容】アクセス数:171,408件、昨年度比158%増となり昨年を超えて過去最高数となるが、(3月のひと月の間でのアクセス数が42,047件と異常な数となり、ホームページ管理業者に調査を依頼した。1か所からの大量アクセスがあったことが判明。いたずらと分かり4月に入り落ち着きを取り戻した)毎月10,000件前後のアクセス数となりいたずら分を除いても過去最高のアクセス。併せてスマホからのアクセス数が全体の25%となる。ヒット数でみると32%とスマホで見ている人は多くのページを見ていた。
ホームページ掲載依頼数は年間で172件とほぼ毎日のように地域のグループ・団体を中心にイベント・講座・ボランティア募集等の情報を掲載した。

(3)メルマガ配信540か所(月2回)
毎月1日・15日配信、登録者数540人(昨年比117%増)
【内容】昨年度の課題を解決するため、10月より配信を月2回に増やした。1回の掲載情報数を少なくして見やすい画面にし、よりタイトな情報を届ける工夫をした。

(4)情報紙「アワーズ」発行(年4回)
年4回発行、現在76か所で1,700部を配布。編集会議で年間テーマを決め、A3版表裏4面を作成。地域の動きや団体の活動状況、講座・イベント・ボランティア募集、助成金等活動お役立ち情報などを掲載。

(5)サークルガイド発行
毎年6月発行。アワーズを拠点として活動している団体等の情報を多くの方に知ってもらい、何か始めたい人への情報提供の一つ。持ち帰って読めるものとして区民利用施設等でも配布。
・今年度は登録更新の年、登録団体に向けてDMを送り、更新手続きは窓口で行うよう来館を勧め直接活動の目的や現状を聞き取ることができ、併せてアワーズの機能の紹介ができた。登録数は201件(28年度192件)「まちづくり推進」「子ども・青少年」の2分野で10件の増となる。

(6)近隣区や区内の関係機関との連携
【目的】同様の事業を展開している他区の支援センターや区民(市民)利用施設等との連携を図る
【内容】相鉄沿線6区会議に参加し情報交換等行う。区内を4方面に分け、施設や活動現場を職員が訪問。地区センター祭りの出張相談ブース設置なども行い、顔の見えるつながりを進めている。相談等も寄せられ少しずつ実績を積んでいる。

6 社会教育に関する活動を主たる目的とする施設の管理運営事業

ほどがや市民活動センターの管理運営業務(区役所との協働事業)
(1)施設管理
イ)相鉄線「星川駅」に近くアクセスのよい場所に立地する。築35年のプレハブの建物。地域の団体(個人)等の活動拠点として機能の充実と環境を整えることを目的に運営。
ロ)研修室・和室・ミーティングスペース等の利用促進並びに安全で清潔な環境を整えるため、定期的な業者による清掃、設備等の点検、毎日の業務での気づきなどから、小破修繕や廃棄物の処理等積極的に行った。
(2)運営
イ)年間利用者数は24,099人、登録団体201団体、相談・コーディネート数973件、相談先は個人・団体・企業・学校・施設・行政、内容は「なにか始めたい」から「NPOのマネジメント」まで幅広い。
ロ)年間347日開館し、常勤4人・非常勤3人でローテーションを組んで勤務している。毎月1回の休館日を利用して全員参加の会議並びに研修を実施。
ハ)年2回学識経験者らによる「評議会」があり、事業や協働に関する評価やアドバイスを頂き、業務に生かしている。